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BRAND

JOAQUIN BERAO(ホアキン・ベラオ)

1970年、デザイナー ホアキン・べラオがスペイン・イビザ島にて初のコレクションを発表、自身のキャリアをスタートさせます。

その後スペイン国内を中心に活動の幅を拡げ、1982年にマドリッドにてブランド法人化。


彫刻作品や建築を思い起こさせる圧倒的な造形美と、身に着ける人を引き立たせる主張し過ぎないエレガンス。それらが一体となった個性的なデザインは唯一無二と評されています。


デザインから製作、磨き仕上げまで一貫して、創業以来マドリッド自社工房の熟練職人の手作業により行われています。


1989年、ミラノに直営店オープン。日本では1990年から2014年まで展開。4年のブランクを経て、2018年より再上陸。
2022年には、パンデミックで延期されていた50周年記念イベントを東京・六本木のISETAN SALONEで開催。レセプションには多くの顧客と共に駐日スペイン大使も参加され、JOAQUIN BERAOのこれまでの軌跡を振り返るお祝いムードに包まれました。

Designer Profile

Joaquín Berao(ホアキン・ベラオ)


1945年 スペイン・マドリッド生まれ。


15歳で叔父の運営する宝飾工房に入り、スペインの伝統的な制作技法や知識を徹底的に学ぶ。

1970年、スペイン・イビザ島にて自身の初コレクション発表以来50年以上のキャリアをジュエリーのクリエーションに捧げています。

2013年、日本スペイン交流400周年事業における皇太子殿下スペイン訪問の際、日本との長年における良好なビジネス関係構築の功労者として、スペイン王室より晩餐会に招待されています。

「彫刻」「建築」「音楽」「自然」は、ホアキンの創作を語る上で外せないファクターです。

初期はステンレスで制作したかなりビッグサイズのジュエリーだけで個展をする、というアイディアを抱いていたそうです。
画像はちょうど1970年、1972年、カナリア諸島のギャラリーでのイベントに向けてリングを制作しているところ。

1970年、イビザ島で開催されたフェアに出品されたデビュー作品のバングル。

Sculptural で organic なフォームは、50年を経た現在の造形に、脈々と受け継がれている様に見えます。

1979〜80年頃、スペインを代表する有力紙、EL PAISで6ページに渡りホアキンを特集。
この記事の中でホアキンは、80年代初頭、フランコ独裁政権崩壊後にマドリッドの若者たちの間で沸き起こったカウンターカルチャー、Movida madrileña(マドリッド・ムーヴメント)に属するジュエリーアーティストと位置付けられたそうです。

一緒に写っている女性は、Lucía Dominguín というモデル/女優。
両親は著名闘牛士と元ミス・イタリアの女優、兄は歌手という有名なファミリーの出。

2018年10月、日本で4年ぶりの再ローンチを機に来日。
江之浦測候所にて

2022年9月、東京・六本木の ISETAN SALONEにて、キャリア50周年を記念するイベントを開催。
3年振りの来日を果たし、新作LINEAコレクションを発表。